N4 · 単元 8
第32課意向・決定・予定・伝聞を区別する
自分の意向、自分で決めたこと、外部で決まった予定、他の情報源から聞いた内容を区別して伝えられる。
この課で学ぶこと
自分の意向、自分で決めたこと、外部で決まった予定、他の情報源から聞いた内容を区別して伝えられる。
学習ポイント
- 個人の意向
- 自分の決定と外部の予定
- 情報源のある伝聞
今この課を学ぶ理由
前の課までに言える内容を、新しい表現へつなげます。重点文を聞き、形を理解し、実際の場面で使います。
次の一歩
重点文を聞き、文型を理解し、例文と語彙の練習を終えてから次の課へ進みます。
インタラクティブ課を開く基本文型
動詞基本形 / ない形 + つもりです ・ 動詞基本形 / ない形 + ことに します / しました ・ 動詞基本形 / ない形 + ことに なりました ・ 普通形 + そうです ・ 動詞て + ほしいです初学者向け説明
「〜つもりです」は話す前からある個人の意向、「〜ことにしました」は自分で決めたこと、「〜ことになりました」は組織・事情・話し合いで決まった予定を表します。「普通形+そうです」は人・ニュース・予報などから聞いた情報で、「〜によると」で情報源を示します。「〜てほしい」は相手にしてもらいたいという願望なので、目上の人や知らない人には、より丁寧な依頼に変えます。
まず理解する重点文
- 来年 日本へ 留学する つもりです。rainen Nihon e ryūgaku suru tsumori desu
来年、日本へ留学するつもりです。
- 健康の ために、毎朝 歩くことに しました。kenkō no tame ni, maiasa aruku koto ni shimashita
健康のために、毎朝歩くことにしました。
- 来月から 大阪で 働くことに なりました。raigetsu kara Ōsaka de hataraku koto ni narimashita
来月から大阪で働くことになりました。
- 天気予報によると、明日は 雪が 降るそうです。tenki yohō ni yoru to, ashita wa yuki ga furu sō desu
天気予報によると、明日は雪が降るそうです。
この課の基本語彙
- 予定よてい予定・日程
- 天気予報てんきよほう天気の予報
- 留学しますりゅうがくします外国で学ぶ
- 入学しますにゅうがくします学校に入る
- 出張しますしゅっちょうします仕事で別の場所へ行く
- 決まりますきまります決定される
- 手伝いますてつだいます人を助ける
- うわさうわさ確認されていない話
文法を一つずつ理解
Vる/Vない+つもりですで以前からの意向を表す
Vる/Vない + つもりです今の個人の意向で、予約や結果の保証ではありません。しない意向はVないつもりですです。
例文
- 来年 日本へ 留学する つもりです。来年、日本へ留学するつもりです。
- 今は 車を 買わない つもりです。今は車を買わないつもりです。
ことにしますで今ここで選ぶ
Vる/Vない + ことにします決定者は主語です。話している時に選ぶ場合や、これからの方針を決める場合に使います。
例文
- 今日は タクシーで 帰ることに します。今日はタクシーで帰ることにします。
- 明日から 甘い物を 食べないことに します。明日から甘い物を食べないことにします。
ことにしましたで自分が決めたことを表す
Vる/Vない + ことにしました決定は話す前に終わっていますが、行動はまだ始まっていないことがあります。「自分たちが選んだ」ことが中心です。
例文
- 飛行機で 行くことに しました。飛行機で行くことにしました。
- 今年は 旅行に 行かないことに しました。今年は旅行に行かないことにしました。
ことになりましたで外部で決まった予定を表す
Vる/Vない + ことになりました組織、事情、話し合いなどで「そのように決まった」ことを中心にします。責任者を隠すために使ってはいけません。
例文
- 来月から 大阪で 働くことに なりました。来月から大阪で働くことになりました。
- 今週は 会議を 行わないことに なりました。今週は会議を行わないことになりました。
普通形+そうですで情報源から聞いた内容を伝える
普通形 + そうですニュース、天気予報、説明など「によると」で出所を示します。名詞とナ形容詞の現在肯定はだそうですです。否定・過去は伝える普通形の中に入れます。
例文
- 天気予報によると、明日は 雨が 降るそうです。天気予報によると、明日は雨が降るそうです。
- 担当者は 来週 暇だそうです。担当者は来週暇だそうです。
- その 番組は 面白くないそうです。その番組は面白くないそうです。
Vて+ほしいで相手への願望を表す
人に + Vて + ほしいです話し手の願望であって、丁寧な依頼とは限りません。目上の人、知らない人、断る余地が必要な場面ではVていただけますか等を使います。
例文
- 田中さんに 旅行の 予定を 手伝ってほしいです。田中さんに旅行の予定を手伝ってほしいです。
- すみません、確認していただけますか。すみません、確認していただけますか。
表現と使用場面
今度は文脈で今回・次回を見分ける
今度の日曜日は普通、これから来る日曜日です。誤解しそうなら日付や「次の日曜日」を使います。
- 今度の 会議は 10時からです。次の会議は10時からです。
ずっと+期間はその間ずっと続く
先月からずっとは先月から今までの継続です。ずっと安いは時間ではなく程度差を表します。
- 連休中は ずっと 家に います。連休中はずっと家にいます。
メールがある・届く・来るで受信を表す
田中さんからメールがありましたも自然ですが、届きました/来ましたは到着をより直接示します。
- 会社から 連絡の メールが 届きました。会社から連絡メールが届きました。
お邪魔しますは他人の家・仕事場に入る時の表現
入る時にお邪魔します、帰る時にお邪魔しましたと言えます。どの出会いにも必要な挨拶ではありません。
- お邪魔します。お邪魔します。
- どうも お邪魔しました。どうもお邪魔しました。
っては会話の引用・話題の省略形
遅れるって言ったは引用、田中さんっては話題です。改まった文章ではと/という人は等に戻します。
- 「少し 遅れる」って 言っていました。「少し遅れる」って言っていました。
伝聞では情報源・発表時刻・内容を分ける
によるとは出所を示すだけで、内容の正しさを保証しません。天気・祝日・流行状況は最新の公式発表を確認します。
- 気象庁の 最新の 予報によると、午後は 雨だそうです。気象庁の最新予報によると、午後は雨だそうです。
目上の人にどうするつもりですかと直接聞かない
予定を丁寧に尋ねるなら「ご予定はお決まりでしょうか」や、公開できる具体的な予定を聞きます。
- 来週の ご予定は お決まりでしょうか。来週のご予定はお決まりでしょうか。
できるだけは可能な範囲で、保証ではない
できるだけ早くは可能な範囲で早く、という意味です。厳しい締切がある時は別に明示します。
- できるだけ 早く 連絡します。できるだけ早く連絡します。
ボーナスの有無・回数・計算は制度ごとに違う
ボーナスは基本給以外の賞与です。すべての会社が年2回払うわけではなく、契約・就業規則・支給条件を確認します。
- ボーナスの 条件を 確認します。ボーナスの条件を確認します。
学習後にできること
- つもりですで肯定と否定の意向を言う。
- 今選ぶことにしますと既に決めたことにしましたを分ける。
- 決めた主体によりことにしました/ことになりましたを選ぶ。
- 動詞・形容詞・名詞を伝聞そうですへ正しく接続する。
- 降るそうですと降りそうですを分け、情報源を示す。
- オリジナルの連休計画で休日・予報・交通変更・参加者の意向を確認する。
文化と実際の使い方
連休は固定ではない:毎年の祝日と最新の予報・発表を確認する
ゴールデンウィークは春の祝日が近接する時期の通称で、全員に連続休暇を保証する制度ではありません。内閣府は年ごとの祝日と祝日法による休日を公表し、実際の勤務日は勤務先と本人の予定によります。成人の日、海の日、敬老の日などの日付は年ごとに確認し、現在の名称は「スポーツの日」です。また、「予報によると」「ニュースによると」は情報源を示すだけです。天気やインフルエンザの状況は、発表時刻・地域・最新の公式情報を確認します。
- 今年の 祝日と 会社の 休日を 確認します。今年の祝日と会社の休日を確認します。
- 予報の 発表時刻を 確認します。予報の発表時刻を確認します。
- うわさではなく、最新の 発生状況を 見ます。うわさではなく、最新の発生状況を見ます。