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N4 · 単元 8

第31課

規則的な結果と時々起こることを説明する

条件の後に自然に起こる結果と、時々起こることを区別して説明できる。

01

この課で学ぶこと

条件の後に自然に起こる結果と、時々起こることを区別して説明できる。

学習ポイント

  • 自然に続く条件
  • 時々起こること
  • 形容詞で動作を説明する
02

今この課を学ぶ理由

前の課までに言える内容を、新しい表現へつなげます。重点文を聞き、形を理解し、実際の場面で使います。

01

基本文型

動詞基本形 / ない形 + と ・ 動詞基本形 / ない形 + ことが あります ・ い形容詞く / な形容詞に + 動詞 ・ 普通形 + でしょうか

初学者向け説明

「〜と」は、条件が成立すると自然・規則的・反復的に起こる結果、または行動後に見つけた状況を示します。後件には普通、話し手の命令・願望・誘いを置きません。「〜ことがあります」は時々起こることです。イ形容詞は「い」を「く」に、ナ形容詞は「に」を付けて動詞を修飾します。「でしょうか」は質問をやわらげます。

02

まず理解する重点文

  • カードを 入れると、ドアが 開きます。kādo o ireru to, doa ga akimasu

    カードを入れると、ドアが開きます。

  • 春に なると、桜が 咲きます。haru ni naru to, sakura ga sakimasu

    春になると、桜が咲きます。

  • 忙しい日は、朝ご飯を 食べないことが あります。isogashii hi wa, asagohan o tabenai koto ga arimasu

    忙しい日は、朝ご飯を食べないことがあります。

  • 名前を 大きく 書いて ください。namae o ōkiku kaite kudasai

    名前を大きく書いてください。

03

この課の基本語彙

  • 押しますおします押す・押して動かす
  • 開きますあきます開く
  • 咲きますさきます花が開く
  • まとめますまとめます整理して要点をまとめる
  • 受付うけつけ受付・案内窓口
  • 市役所しやくしょ市の行政手続きを行う役所
  • 廊下ろうか部屋をつなぐ通路
  • たまにたまに時々
04

文法を一つずつ理解

動詞の基本形/ない形+とで自然な結果を表す

Vる/Vない + と、結果

性質、一般的な事実、機械の反応、繰り返す習慣に使います。前件がきっかけで、後件には普通、話し手の命令・誘い・願望・依頼を置きません。

例文

  • この ボタンを 押すと、電源が 入ります。このボタンを押すと、電源が入ります。
  • 食べないと、生きることが できません。食べないと、生きることができません。
  • その 店へ 行くと、いつも お茶を 飲みます。その店へ行くと、いつもお茶を飲みます。

移動+とで到着後の発見を表す

道を 行くと、場所/景色が あります

道順や物語で、ある所まで進んだ後に見えた場所・景色・状況を述べます。目的を表す文ではありません。

例文

  • この 道を まっすぐ 行くと、交差点が あります。この道をまっすぐ行くと、交差点があります。
  • カーテンを 開けると、山が 見えました。カーテンを開けると、山が見えました。
  • 角を 曲がると、図書館が あります。角を曲がると、図書館があります。

Vる/Vない+ことがありますで時々起こることを表す

Vる/Vない + ことが あります

たまに、時々、一年に一、二回などと使います。繰り返し起こり得ることを述べ、第21課の「Vたことがあります」という経験とは区別します。

例文

  • この パソコンは たまに フリーズすることが あります。このパソコンはたまにフリーズすることがあります。
  • 朝ご飯を 食べないことが あります。朝ご飯を食べないことがあります。
  • 一年に 一、二回 風邪を 引くことが あります。一年に一、二回風邪を引くことがあります。

イ形容詞のいをくに変えて動詞を修飾する

Aい → Aく + V

く形は動作の方法・程度・結果を説明します。いつも機械的に副詞へ訳すのではなく、後ろの動詞との関係を見ます。

例文

  • 早く 帰りましょう。早く帰りましょう。
  • 字を 大きく 書いてください。字を大きく書いてください。
  • 髪を 短く 切りました。髪を短く切りました。

ナ形容詞ににを付けて動詞を修飾する

Aな → Aに + V

上手に、静かに、丁寧になどが動作の仕方を示します。なは名詞を、には動詞を修飾します。「上手な説明をしました」は言えますが、「上手な説明しました」とは言いません。

例文

  • 上手に レポートを まとめました。上手にレポートをまとめました。
  • 静かに ドアを 閉めてください。静かにドアを閉めてください。
  • 丁寧に 説明しました。丁寧に説明しました。

普通形+でしょうかでやわらかく尋ねる

普通形 + でしょうか

動詞とイ形容詞は普通形、名詞とナ形容詞の現在肯定はだを付けません。直接的なますかよりやわらかいことがありますが、丁寧さは呼び方・内容・イントネーションにもよります。

例文

  • 担当者は どちらでしょうか。担当者はどちらでしょうか。
  • 会議は もう 終わったでしょうか。会議はもう終わったでしょうか。
05

表現と使用場面

きちんとは正確・整然・要求どおりを表す

対象により、きちんと食べるは規則正しく食べる、きちんと片づけるは整える、きちんと説明するは明確に説明するという意味になります。

  • 契約を きちんと 読みます。契約をきちんと読みます。

驚きでは確認したい語を先に出すことがある

「卓球ですか?公園で?」のような順序は会話の焦点を表します。正式な質問の型ではないため、改まった説明では文を完全な順序に戻します。

  • 出張ですか?明日から?出張ですか?明日から?

NでできたNは材料を表す

完成品の材料に焦点を当てます。材料が大きく変化した時には「からできた」も使われますが、実際の言い方を語ごとに確認します。

  • 木で できた おもちゃ木でできたおもちゃ
  • プラスチックで できた 箱プラスチックでできた箱

ほどとぐらいは概数だが使える位置が違う

300メートルほど/ぐらいはどちらも使えますが、三十歳ぐらいから、二つ目ぐらい、これぐらいでは普通ほどを使いません。

  • 300メートルほど 行きます。300メートルほど行きます。
  • 二つ目ぐらいの 角です。二つ目ぐらいの角です。

ただしは基本規則に制限・例外を加える

しかしは反対内容へ転じます。 ただしは前の基本規則を保ったまま、適用範囲を狭めます。

  • だれでも 利用できます。ただし、有料です。だれでも利用できます。ただし、有料です。

性格は傾向、感情は今の状態を表す

明るい・誠実・頑固などは評価を含むため、他人を固定的に決めつけません。いらいら・どきどき・がっかりなどは、だれの感情かを明確にします。

  • 発表の 前に どきどきしました。発表の前にどきどきしました。

スポーツ施設と会員プランは場所ごとに違う

プール、器具、教室、宿泊、料金、営業時間、利用回数、家族特典は施設とプランごとに確認します。「だれでも使える」「月会費で回数無制限」は共通規則ではありません。

  • 利用条件と 料金を 確認します。利用条件と料金を確認します。

運動の強度・頻度は健康状態に合わせて段階的に調整する

厚生労働省のガイドは、病気・症状・目標・普段の活動量を考え、必要に応じて健康確認や専門家の助言を得るよう示しています。この課は個人の運動処方を作りません。

  • 体調を 確認して、無理なく 始めます。体調を確認して、無理なく始めます。
06

学習後にできること

  1. 機械の反応・規則・習慣・道順・発見を「と」で表す。
  2. 後件に命令・誘い・意志がある不自然な「と」の文を直す。
  3. 時々のVることがあると経験のVたことがあるを区別する。
  4. イ形容詞とナ形容詞を動詞を修飾する形に変える。
  5. ほど・ぐらい・ただし・しかしを使い分ける。
  6. オリジナルの施設相談で、時間・料金・プラン・健康条件・道順を確認する。
07

文化と実際の使い方

運動施設と健康計画:体調を先に、会員条件を次に確認する

スポーツセンター、スポーツクラブ、フィットネスクラブは、設備・料金・時間・利用回数・家族特典・教室・宿泊が同じではありません。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」は、病気や症状、目標、これまでの活動量に応じて強度と種類を選び、必要なら健康確認や専門家の助言を得て、段階的に増やすよう示しています。本課は「だれでも使える」「月会費なら回数無制限」などを共通規則にせず、会員・会費・特典・以降・利用・ただしを学びながら、施設の条件と自分の状態を確認します。

  • 利用条件を きちんと 確認します。利用条件をきちんと確認します。
  • 体調が 悪いと、運動を 中止します。体調が悪いと、運動を中止します。
  • 無理の ない 強度から 始めます。無理のない強度から始めます。

出典

次の一歩

重点文を聞き、文型を理解し、例文と語彙の練習を終えてから次の課へ進みます。

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