Nihongo Hub

N4 · 単元 7

第27課

時間と同時に進む行動を説明する

いつ何が起きたかを示し、同じ人が二つの行動を同時に行うことを説明できる。

01

この課で学ぶこと

いつ何が起きたかを示し、同じ人が二つの行動を同時に行うことを説明できる。

学習ポイント

  • 時間を表す小句
  • 同時に行う動作
  • 一つの話題について説明
02

今この課を学ぶ理由

前の課までに言える内容を、新しい表現へつなげます。重点文を聞き、形を理解し、実際の場面で使います。

01

基本文型

普通形 + 時 ・ な形容詞 + な時 / 名詞 + の時 ・ 動詞ます語幹 + ながら ・ N について

初学者向け説明

〜時は文に『いつ』の背景を加えます。名詞にはの時、ナ形容詞にはな時を使います。動詞が辞書形なら後ろの出来事は前の動作が完了する前、た形なら前の動作が起きた後です。ますを外してながらを付けると、同じ人が二つのことを同時に行い、後ろの動作が主な内容になります。Nについては一つの話題を示します。

02

まず理解する重点文

  • 日本へ 行った時、お土産を 買いました。nihon e itta toki, omiyage o kaimashita

    日本へ行った時、お土産を買いました。

  • 暇な 時、音楽を 聞きます。hima na toki, ongaku o kikimasu

    暇な時、音楽を聞きます。

  • 電車に 乗りながら 本を 読みます。densha ni norinagara hon o yomimasu

    電車に乗りながら本を読みます。

  • 日本の 文化に ついて 話します。nihon no bunka ni tsuite hanashimasu

    日本の文化について話します。

03

この課の基本語彙

  • とき
  • 文化ぶんか文化
  • 調べますしらべます調べる
  • 聞きますききます聞く
  • 歩きますあるきます歩く
  • 乗りますのります乗る
  • 子供こども子供
  • 学生がくせい学生
04

文法を一つずつ理解

〜時で行動・状態・身分を時間の背景にする

普通形 + 時/Aな + 時/Nの + 時

動詞とイ形容詞は普通形、ナ形容詞はな、名詞はのを使います。のは名詞にだけ必要です。子供の時とは言えますが、忙しいの時・行くの時とは言いません。

例文

  • 子供の 時、大きな 地震が ありました。子供の時、大きな地震がありました。
  • 暇な 時、書類を 整理してください。暇な時、書類を整理してください。
  • 忙しい 時、家族で 助け合います。忙しい時、家族で助け合います。

Vる時とVた時は基準時点で完了したかが違う

Vる 時/Vた 時

後ろの出来事が起きた時に、前の動作がまだ完了していなければ辞書形、すでに起きていればた形です。どちらも翻訳では『〜した時』になり得るので、出来事の順番を見ます。

例文

  • 日本へ 行く 時、空港で 保険に 入りました。日本へ行く時、空港で保険に入りました。
  • 日本へ 行った 時、京都にも 行きました。日本へ行った時、京都にも行きました。
  • 家を 出る 時、鍵を 確認します。家を出る時、鍵を確認します。

〜時には一回の具体的時点を強調する

〜時(に)

一回の出来事ではにを付けられ、習慣の背景では時だけが多いです。絶対的な禁止ではなく、にがその時点を強調するかどうかで選びます。

例文

  • 友達が 病気の 時に、病院へ 行きました。友達が病気の時に、病院へ行きました。
  • 困った 時、いつも 相談します。困った時、いつも相談します。

ます語幹+ながらで同じ主体の同時動作を示す

Vます-stem + ながら、V

二つの動作は原則として同じ人が行います。前は付随する動作、後ろは話の中心です。主体が違う時は二文にするか、間等の別の形を使います。

例文

  • テレビを 見ながら 食事を します。テレビを見ながら食事をします。
  • 音楽を 聞きながら 歩きました。音楽を聞きながら歩きました。
  • 働きながら 学校に 通っています。働きながら学校に通っています。

文末のでしょう?で確認や同意を求める

普通形 + でしょう?

確認の用法は上がる、または確認を求める調子で言います。共有している感想ならねの方が自然です。強いでしょう?は相手に同意を迫る響きになることがあります。

例文

  • 明日 パーティーに 行くでしょう?明日パーティーに行くでしょう?
  • 今日は 暑いですね。今日は暑いですね。
  • この 料理は おいしいでしょう?この料理はおいしいでしょう?

Vていますは進行・反復・習慣・職業も表す

Vて います

今があれば進行、毎日・一時間に一本等があれば習慣や反復と読みやすくなります。過去から続く習慣は先月から〜ていますのように言います。職業は教師をしていますとも言えます。

例文

  • 毎日 散歩しています。毎日散歩しています。
  • 先月から 太極拳を しています。先月から太極拳をしています。
  • 高校の 教師を しています。高校の教師をしています。

Nでで原因、人とで相互行為の相手を示す

Nで + 結果/人と + 相互動作

原因のでは事故・病気・仕事等の名詞を結果につなぎます。相互に関わる会う・結婚する・相談する等は相手をとで示します。会うはにでも言えますが、とは双方の関わりを強めます。

例文

  • 仕事で 担当者と 会いました。仕事で担当者と会いました。
  • 病気で 学校を 休みました。病気で学校を休みました。
  • 家族と 相談します。家族と相談します。
05

表現と使用場面

アルバイトは学生だけでなく短時間・一時的な仕事を広く指す

教科書では学生の仕事として出ることが多いですが、実際の年齢や目的は様々です。賃金・時間・税・在留資格等は求人条件、契約と規則で確認します。

  • 週末に アルバイトを しています。週末にアルバイトをしています。

通いますは同じ場所への定期的な往復

学校・病院・会社・ジム等へ繰り返し行く時はに通うを使えます。一度だけ、または時々行くなら行くが自然です。

  • 毎日 学校に 通っています。毎日学校に通っています。
  • 時々 スポーツセンターに 行きます。時々スポーツセンターに行きます。

大勢は人の多さだけを表す

大勢の人・学生が大勢いますと言います。人が大勢ですは普通使いません。たくさんは人にも物にも使えます。

  • 公園に 人が 大勢います。公園に人が大勢います。
  • 本が たくさん あります。本がたくさんあります。

お年寄りは説明語で、知らない人への呼びかけにはしない

直接呼ぶ時は名前・役職・すみません等を使います。集団を説明する時も、年齢から体力・関心・生活を決めつけません。

  • お年寄りも 利用できる 施設です。お年寄りも利用できる施設です。
  • すみません、落としましたよ。すみません、落としましたよ。

そう言えばは話題から関連情報を思い出した時に使う

『そういえば』は『その話で思い出した』というつなぎです。後ろの内容は今の話題と関係が必要で、無関係な話への急な変更には使いません。

  • そう言えば、来週は 休みですね。そう言えば、来週は休みですね。

へえは驚き・関心・感心を表し、調子で印象が変わる

へえだけだと素っ気なく聞こえることがあります。改まった場面ではそうなんですか・すごいですね等で反応を続けると関心が伝わります。

  • へえ、毎日 続けているんですか。へえ、毎日続けているんですか。

公園の種類・料金・時間は管理者ごとに確認する

日本の公園には小さな都市公園、自然公園、庭園、有料施設等があります。無料か、開園時間、定期券、年齢別割引は具体的な管理者の情報を見ます。

  • この 公園は 入園料が 必要かどうか 調べます。この公園は入園料が必要か調べます。

会社の語彙は機能・活動・書類・金額・雇用に分ける

広報・営業・人事・経理は機能、会議・打ち合わせ・調査・報告は活動、契約書・辞表は書類です。実際の部署名と制度は勤務先と正式文書で確認します。

  • 人事と 打ち合わせを します。人事と打ち合わせをします。
  • 契約書を 確認してから 働きます。契約書を確認してから働きます。

定年・継続就業・高齢期の暮らしは制度と個人で異なる

教科書の『60歳以上=シルバー世代』という一律の生活像は、現在の個人像には使いません。内閣府白書は就業・学習・社会参加・健康・生活環境を別々に扱い、選択が多様だと分かります。

  • 年齢だけで 生活を 決めつけてはいけません。年齢だけで生活を決めつけてはいけません。
06

学習後にできること

  1. 動詞・形容詞・名詞を時の前に正しく置き、不要なのを外す。
  2. Vる時・Vた時で六つの出来事の順番を描き、にの有無を決める。
  3. ながらで同じ主体の五組を作り、後ろの主動作を示す。
  4. 共有感想・情報確認・意見相違でねとでしょう?を選ぶ。
  5. 進行・結果状態・反復・習慣・職業の五つのていますを区別する。
  6. オリジナルの朝の公園場面で、時間・同時動作・習慣・原因・交流を述べ、年齢で人を決めつけない。
07

文化と実際の使い方

高齢期に一つの生活脚本はない:仕事・学び・関心・参加は選択

教科書は60歳以上を『シルバー世代』としてまとめ、退職後の決まった趣味や消費を挙げています。これは当時の語彙と社会話題として読み、個人のプロフィールにはしません。内閣府の高齢社会白書は、就労希望・学び・社会活動・健康・住まい・情報機器を別々に調査しています。高齢期の生活は健康、所得、介護、環境、個人の希望によって異なります。本課では定年・お年寄り・社会参加・有給休暇等の語を学びますが、一つの退職年齢、趣味、家族構成を普遍的な事実にはしません。公園の活動や料金も管理者ごとに確認します。

  • 年齢に 関係なく、学び続ける 人が います。年齢に関係なく、学び続ける人がいます。
  • 働くかどうかは、人によって 違います。働くかどうかは、人によって違います。
  • 公園の 利用条件を 確認します。公園の利用条件を確認します。

出典

次の一歩

重点文を聞き、文型を理解し、例文と語彙の練習を終えてから次の課へ進みます。

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