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N5 · 単元 6

第21課

した経験・した後・したほうがよいこと

動詞のた形を作り、経験と具体的な過去を区別し、動作の順序と肯定・否定の助言を表せる。

01

この課で学ぶこと

動詞のた形を作り、経験と具体的な過去を区別し、動作の順序と肯定・否定の助言を表せる。

学習ポイント

  • 動詞のた形(した形)
  • 経験と動作の順序
  • したほうがよい・しないほうがよい
02

今この課を学ぶ理由

前の課までに言える内容を、新しい表現へつなげます。重点文を聞き、形を理解し、実際の場面で使います。

01

基本文型

動詞たことが あります ・ 動詞た後で ・ 動詞たほうが いいです / 動詞ないほうが いいです

初学者向け説明

た形は動作が完了した形です。『〜たことがあります』で経験、『〜た後で』で先後、『〜たほうがいいです』で肯定の助言、『〜ないほうがいいです』でしない助言を表します。

02

まず理解する重点文

  • 日本料理を 作ったことが あります。Nihon ryōri o tsukutta koto ga arimasu

    日本料理を作った経験があります。

  • 仕事が 終わった後で、買い物します。shigoto ga owatta ato de, kaimono shimasu

    仕事が終わった後で買い物をします。

  • 熱が あります。今日は 休んだほうが いいです。netsu ga arimasu. kyō wa yasunda hō ga ii desu

    熱があります。今日は休んだほうがいいです。

  • 夜 遅く コーヒーを 飲まないほうが いいです。yoru osoku kōhī o nomanai hō ga ii desu

    夜遅くにコーヒーを飲まないほうがいいです。

03

この課の基本語彙

  • 作りますつくります作る・料理する
  • 終わりますおわります終わる
  • 休みますやすみます休む
  • ねつ熱・発熱
  • あと後・後で
  • 経験けいけん経験
  • 登りますのぼります登る
  • 遅くおそく遅く
04

文法を一つずつ理解

て形と同じ音の流れでた形を作る

Vて/Vで → Vた/Vだ

1グループはてをた、でをだに替えます。2グループはますを取ってたを付けます。来ますは来た、しますはしたです。行きますは例外で行ったです。

例文

  • 書きます → 書いて → 書いた『書く』のた形。
  • 読みます → 読んで → 読んだ『読む』のた形。
  • 待ちます → 待って → 待った『待つ』のた形。
  • 行きます → 行って → 行った行くは例外で行った。

Vたことがあります:経験がある

Vた ことが あります

ある行動を人生経験として述べ、特定の一回がいつ起きたかは示しません。固定の『何か月前まで』という条件はありません。否定はVたことがありません、強調は一度もです。

例文

  • 北海道へ 行った ことが あります。北海道へ行った経験があります。
  • 歌舞伎を 見た ことが ありますか。歌舞伎を見たことがありますか。
  • いいえ、一度も 見た ことが ありません。いいえ、一度も見たことがありません。
  • 昨日 歌舞伎を 見ました。昨日、歌舞伎を見ました。

Vた後で:先にAを完了してからB

Vた 後で/N の 後で

動詞はた形、名詞はNの後でにします。Aが完了した後でBをすることを強調します。完了を強く比べない時はて形でも動作をつなげられます。

例文

  • 仕事が 終わった 後で、映画を 見ます。仕事が終わった後で映画を見ます。
  • シャワーを 浴びた 後で、プールに 入ります。シャワーの後でプールに入ります。
  • 授業の 後で、先生に 質問します。授業の後で先生に質問します。

Vたほうがいいです:することを勧める

Vた ほうが いいです

勧める動作をた形にします。一般の誘いより直接的な助言です。よ、と思います、状況を尋ねる文で柔らかくできますが、医療・法律・安全の判断は句型だけで決めません。

例文

  • 連休ですから、ホテルを 予約した ほうが いいです。連休なのでホテルを予約したほうがいいです。
  • 分からない 時は、駅員に 聞いた ほうが いいですよ。分からない時は駅員に聞いたほうがいいです。

Vないほうがいいです:しないことを勧める

Vない ほうが いいです

しない助言はない形を使い、た形にはしません。危険や不適切な行動への注意によく使います。個人の好みを絶対的な規則にしないようにします。

例文

  • そんなに 急がない ほうが いいです。そんなに急がないほうがいいです。
  • 暗い 道を 一人で 歩かない ほうが いいです。暗い道を一人で歩かないほうがいいです。

Vましょうか:一緒にする提案・手伝いの申し出

Vます-stem ましょうか

共同提案には、はい、そうしましょう。手伝いの申し出には、はい、お願いします。が合います。断る時は、いいえだけでなく、大丈夫です・〜ないでくださいなどで意図を明確にします。

例文

  • 少し 休みましょうか。— はい、そうしましょう。少し休みましょうか。— はい、そうしましょう。
  • 荷物を 持ちましょうか。— はい、お願いします。荷物を持ちましょうか。— はい、お願いします。
  • 窓を 閉めましょうか。— いいえ、閉めないでください。窓を閉めましょうか。— いいえ、閉めないでください。
05

表現と使用場面

経験は『あるか』、具体的な過去は『いつ起きたか』

富士山に登ったことがありますは経験を答え、去年、登りましたは一回の出来事を述べます。最近でも経験として整理する文脈なら使えますが、明確な時刻があれば普通の過去形が自然です。

  • この 店に 来た ことが ありますか。この店に来た経験がありますか。
  • 先週、この 店に 来ました。先週この店に来ました。

そのほうがいい:助言への同意・二択の選択

名詞はリンゴのほう、これ・それ・あれはのほう、この・その・あのは直接ほうを付けます。提案の後のそのほうがいいですねは賛成です。

  • 電車と バスでは、電車の ほうが 速いです。電車のほうがバスより速いです。
  • 先に 予約します。— その ほうが いいですね。先に予約します。— そのほうがいいですね。

連休は続く休日、ゴールデンウィークは時期の名称

週末と祝日が続く場合も連休です。4月末〜5月初めの時期はゴールデンウィークと言います。実際の休日日数は暦と勤務先・学校で変わります。

  • 連休は ホテルが 混みます。連休はホテルが混みます。
  • ゴールデンウィークに 旅行します。ゴールデンウィークに旅行します。

何度かは数回、何度もは多くの回数

疑問詞+かは何人か、何冊かのように不定の数を作ります。質問ではありません。回数を直接尋ねる時は何度です。

  • その 店へ 何度か 行った ことが あります。その店へ何度か行ったことがあります。
  • 何度も 練習しました。何度も練習しました。
  • 何度 行きましたか。何度行きましたか。

時刻・年齢+過ぎ:その点を少し越えた頃

9時過ぎは九時を少し過ぎた頃、30過ぎは三十代前半です。正確な分や年齢を示さず、数字を超えた全範囲でもありません。

  • 公演は 9時過ぎに 終わりました。公演は9時過ぎに終わりました。
  • その 人は 30過ぎです。その人は30過ぎです。

それとも:質問の選択肢をつなぐ

疑問文で『先に食べますか。それとも、後で食べますか』のように使います。陳述文ではまたは・あるいはなどが多く、文体で選びます。

  • 電車で 行きますか。それとも、バスで 行きますか。電車で行きますか。それとも、バスで行きますか。

そんなに+否定:それほどではない

そんなに急がないでください、そんなに高くありませんのように使います。肯定文では『そんなに多いのですか』の驚きを表すこともあります。

  • そんなに たくさん 食べない ほうが いいです。そんなにたくさん食べないほうがいいです。

幕間は幕と幕の休憩。長さは当日の番組で確認

歌舞伎の昼・夜・複数部や一幕見は番組ごとに変わります。公式日程は演目と幕間を示します。『毎回約4時間』を一般規則にせず、当日の案内を確認します。

  • 幕間に 食事を しましょうか。幕間に食事をしましょうか。
06

学習後にできること

  1. 1・2・3グループの動詞をます形からた形にし、行きますの例外を確認する。
  2. 人生経験と、昨日・先週などの具体的な過去を区別する。
  3. Vた後で・Nの後でで二つの動作を並べ、Vる前にと比べる。
  4. 現実の場面で、する・しない助言を絶対的な命令にせず伝える。
  5. 共同提案と手伝いの申し出のましょうかを区別し、適切に応答する。
  6. オリジナル観劇計画で、経験を尋ね、演目を選び、幕間を計画し、当日の時間を確認する。
07

文化と実際の使い方

歌舞伎の舞台と三味線:番組を確認して伝統を知る

歌舞伎は17世紀初めに生まれ、四百年以上続く日本の大衆演劇です。松竹の公式ガイドは、現在も男性俳優が演じ、女性役の専門を女方と説明します。舞台には客席を通る花道があり、三味線・太鼓・笛などの生演奏が使われます。歌舞伎は2008年にユネスコ無形文化遺産の代表一覧へ記載されました。三味線は中国の三弦が15世紀に琉球へ伝わって三線となり、16世紀後半に琉球経由で本州へ伝わって改良されました。すべての公演が固定で約4時間とは限りません。公式番組は演目、終演、幕間を示し、幕間のない公演もあります。飲食、撮影、遅れての入場、一幕見の規則は劇場と当日の案内を確認してください。

  • 歌舞伎を 見た ことが ありますか。歌舞伎を見たことがありますか。
  • 公演の 前に、上演時間を 調べた ほうが いいです。公演の前に上演時間を調べたほうがいいです。
  • 幕間に 食事を しましょうか。幕間に食事をしましょうか。

出典

次の一歩

重点文を聞き、文型を理解し、例文と語彙の練習を終えてから次の課へ進みます。

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