N5 · 単元 5
第19課しないで・しなければならない・しなくてもいい
否定の依頼、義務、しなくてもよいことを表せる。
この課で学ぶこと
否定の依頼、義務、しなくてもよいことを表せる。
学習ポイント
- 動詞の『しない』形(ない形)
- 否定の依頼と義務
- しなくてもよいこと
今この課を学ぶ理由
前の課までに言える内容を、新しい表現へつなげます。重点文を聞き、形を理解し、実際の場面で使います。
次の一歩
重点文を聞き、文型を理解し、例文と語彙の練習を終えてから次の課へ進みます。
インタラクティブ課を開く基本文型
動詞ないで ください ・ 動詞なければ なりません ・ 動詞なくても いいです初学者向け説明
『〜ないでください』で相手にしないように頼み、『〜なければなりません』で必要な行動を示します。『〜なくてもいいです』は、その行動をしなくてもよいという意味です。三つとも動詞のない形から作ります。
まず理解する重点文
- ここで タバコを 吸わないで ください。koko de tabako o suwanaide kudasai
ここではたばこを吸わないでください。
- 明日 早く 起きなければ なりません。ashita hayaku okinakereba narimasen
明日は早く起きなければなりません。
- この 薬を 飲まなければ なりません。kono kusuri o nomanakereba narimasen
この薬を飲まなければなりません。
- 今日は 宿題を しなくても いいです。kyō wa shukudai o shinakute mo ii desu
今日は宿題をしなくてもいいです。
この課の基本語彙
- 吸いますすいます吸う・たばこを吸う
- 薬くすり薬
- 飲みますのみます飲む・薬を飲む
- 宿題しゅくだい宿題
- 返しますかえします返す
- 忘れますわすれます忘れる
- 入りますはいります入る
- 早くはやく早く・速く
文法を一つずつ理解
動詞の種類ごとにない形を作る
Vます → Vない1グループはますの前の音をあ段に変えてないを付けます。うで終わる動詞はわになります。2グループはますを取り、ないを付けます。来ますは来ない、しますはしないです。
例文
- 書きます → 書かない『書く』のない形。
- 読みます → 読まない『読む』のない形。
- 買います → 買わない『買う』のない形。
- 食べます → 食べない『食べる』のない形。
Vないでください:しないよう頼む
Vないで ください動詞をない形にしてでくださいを付けます。丁寧ですが直接的な依頼です。必要なら先に理由を伝えると柔らかくなります。
例文
- 部屋の かぎを 忘れないでください。部屋の鍵を忘れないでください。
- この 品物に 触らないでください。この品物に触らないでください。
- 無理を しないでください。無理をしないでください。
Vなければなりません:しなければならない
Vなければ なりません/Vないと いけませんない形のないをなければなりませんに替えます。会話ではないといけません、文脈が明らかならないとも使います。必要性を表しますが、規則を決めた人までは示しません。
例文
- 今日は 早く 帰らなければ なりません。今日は早く帰らなければなりません。
- 書類を すぐ 送らないと いけません。書類をすぐ送らないといけません。
- もう 行かないと。もう行かなければ。
Vなくてもいいです:しなくてもよい
Vなくても いいですない形のないをなくてもいいですに替えます。義務がないという意味で、してはいけないという禁止ではありません。本当に不要かは規則や担当者に確認します。
例文
- 明日は 残業しなくても いいです。明日は残業しなくてもいいです。
- 靴を 脱がなくても いいですか。靴を脱がなくてもいいですか。
どれ・だれの答えでは新情報にが
new information が known category です『どの方が山田先生ですか』『だれがいますか』のように、疑問詞が主語ならがを使います。答えで新しく特定する人や物にもがを使います。
例文
- どの 人が 田中さんですか。— あの 人が 田中さんです。どの人が田中さんですか。— あの人が田中さんです。
- だれが いますか。だれがいますか。
- 何が 好きですか。何が好きですか。
表現と使用場面
なければなりませんは改まった形、ないといけませんは会話的
文書や正式な説明では前者、日常会話では後者がよく使われます。短いないとは文脈が明らかな時に使います。
- 明日までに 提出しなければ なりません。明日までに提出する必要があります。
- もう 帰らないと。もう帰らなければ。
技能は初級・中級・上級、人は初心者・上級者
高級は主に物・サービス・品質の高さを表します。技能の上の段階やクラスには上級を使います。
- 初心者コースに 入ります。初心者向けのコースに入ります。
- 上級クラスで 勉強しています。上級クラスで勉強しています。
数量+も+肯定で『多い』という驚き
何度も転びました、水を5杯も飲みましたのように、話し手がその数量を多いと感じていることを示します。客観的な基準ではありません。
- 何度も 練習しました。何度も練習しました。
だいぶは大きな程度・変化
よくなりました・上手になりましたなどの変化と一緒によく使います。少しより強いですが、正確な割合は示しません。
- だいぶ 上手に なりました。かなり上達しました。
大丈夫ですの意味は文脈で決まる
『問題ない』『もうよくなった』『対応できる』など、意味は場面で変わります。安全や医療では、大丈夫ですだけで終わらず具体的に伝えます。
- もう 大丈夫です。もう問題ありません。
- 大丈夫です。上級コースには 行きません。大丈夫です。上級者向けのコースには行きません。
残業は決められた時間を超える仕事
義務、36協定、上限、割増賃金は法律・業種の例外・契約・就業規則で変わります。厚生労働省の一般原則は月45時間・年360時間で、特別条項にも年・単月・複数月の上限があります。個別の問題は最新の公式情報や専門家に確認します。
- 今日は 残業しなければ なりませんか。今日は残業しなければなりませんか。
- 明日は 残業しなくても いいです。明日は残業しなくてもいいです。
コースの難易度と営業状況は当日の表示を確認
初心者コース・上級者コースは言葉の区分で、すべてのスキー場で同じ難しさとは限りません。初心者はレッスン、装備、天候を確認し、閉鎖区域や能力を超える区域には入りません。
- 上級者コースに 入らないでください。上級者向けのコースには入らないでください。
学習後にできること
- 1・2・3グループの動詞をない形にし、特にうからわへの変化を確認する。
- 忘れる・触る・入る・捨てるを使って、ないでくださいの依頼を作る。
- 改まったなければなりません、会話のないといけません、短いないとを使い分ける。
- なくてもいいという不必要と、ないでくださいという否定の依頼を区別する。
- 疑問詞+がで尋ね、新情報+がで人や物を特定して答える。
- オリジナルのスキー場課題で、レベルと規則を確認し、義務と不必要を述べ、能力を超えるコースを断る。
文化と実際の使い方
思い込みより規則:残業の上限と雪上の安全
厚生労働省によると、法定労働時間は原則1日8時間・週40時間です。法定時間外の労働には通常36協定が必要で、一般の上限は原則月45時間・年360時間です。特別条項にも年、単月、複数月平均の上限があり、業種・業務ごとの例外があります。スキー・スノーボードについて、JNTOは初心者にレッスン、保温・防水の服装、適切な装備、レンタルやスキー場規則の事前確認を勧めています。色や難易度表示はスキー場で異なります。パトロール区域外のバックカントリーには雪崩、ツリーホール、救助の危険があり、専門技能、装備、最新情報、経験あるガイドが必要です。
- 初心者コースは どこですか。初心者向けのコースはどこですか。
- この コースに 入っても いいですか。このコースに入ってもいいですか。
- 今日は 残業しなければ なりませんか。今日は残業しなければなりませんか。