Nihongo Hub

N5 · 単元 5

第17課

何が欲しい・何をしたい

物への願望と行動への願望を区別し、相手の予定を尋ね、丁寧に誘える。

01

この課で学ぶこと

物への願望と行動への願望を区別し、相手の予定を尋ね、丁寧に誘える。

学習ポイント

  • 物が欲しい
  • 動作をしたい
  • 誘い・共同提案
02

今この課を学ぶ理由

前の課までに言える内容を、新しい表現へつなげます。重点文を聞き、形を理解し、実際の場面で使います。

01

基本文型

N が 欲しいです ・ 動詞ます語幹 + たいです ・ 動詞ませんか / 動詞ましょう

初学者向け説明

物が欲しい時は「Nが欲しいです」。何かをしたい時は、ますを取って「たいです」を付けます。「〜ませんか」で相手を誘い、「〜ましょう」で一緒にすることを提案・承諾します。

02

まず理解する重点文

  • 新しい 靴が 欲しいです。atarashii kutsu ga hoshii desu

    新しい靴が欲しいです。

  • 週末 京都へ 行きたいです。shūmatsu Kyōto e ikitai desu

    週末、京都へ行きたいです。

  • いっしょに 映画を 見ませんか。issho ni eiga o mimasen ka

    いっしょに映画を見ませんか。

  • はい、見ましょう。hai, mimashō

    はい、見ましょう。

03

この課の基本語彙

  • 欲しいほしい欲しい
  • くつ
  • ふく
  • 休みやすみ休み
  • 旅行しますりょこうします旅行する
  • 見ますみます見る
  • 遊びますあそびます遊ぶ
  • 買いますかいます買う
04

文法を一つずつ理解

物が欲しい時はNが欲しいです

person は item が 欲しいです

願望の主体は普通話し手で、親しい相手には質問できます。欲しい物は「が」で示します。これは個人の願望で、相手への要求ではありません。

例文

  • 新しい コートが 欲しいです。新しいコートが欲しいです。
  • 今 何が いちばん 欲しいですか。今、何がいちばん欲しいですか。

動作願望はますをたいですに替える

V-stem たいです

見ます→見たい、飲みます→飲みたい、します→したい、来ます→来たいです。たいはイ形容詞のように変化し、否定はたくないです。目的語は普通をです。

例文

  • 映画を 見たいです。映画を見たいです。
  • 今日は お酒を 飲みたくないです。今日はお酒を飲みたくないです。
  • 何も したくありません。何もしたくありません。

疑問詞+も+否定で誰も・どこも・何もない

question-word + particle + も + negative

何もしたくない、だれにも会いたくない、どこへも行きたくないです。に・から・とは残してもを付け、目的語のをは普通落として何もにします。

例文

  • だれにも 会いたくないです。だれにも会いたくないです。
  • どこへも 行きたくありません。どこへも行きたくありません。

Vませんかで丁寧に誘う

Vませんか

形は否定疑問ですが、相手と一緒にする活動への誘いです。直接たいですかと聞くより選択を残し、命令より柔らかいです。

例文

  • いっしょに お茶を 飲みませんか。いっしょにお茶を飲みませんか。
  • 土曜日に コンサートへ 行きませんか。土曜日にコンサートへ行きませんか。

Vましょうで共同計画を提案・承諾

Vましょう

ますをましょうに替えて「一緒にしましょう」です。自分から提案する時も、ませんかへの賛成にも使い、ませんかより直接的です。

例文

  • ちょっと 休みましょう。ちょっと休みましょう。
  • いいですね。行きましょう。いいですね。行きましょう。

疑問詞+でもはどの選択でもよい

question-word + でも + affirmative

何でもいい、いつでも電話してください、だれでも分かりますのように肯定と使います。全面否定の何も〜ない・だれも〜ないとは別です。

例文

  • 何を 食べたいですか。— 何でも いいです。何を食べたいですか。— 何でもいいです。
  • いつでも 連絡してください。いつでも連絡してください。
05

表現と使用場面

直接的な願望質問は親しい・役割が明確な関係で

友達、親が子に、先生が生徒に「何が欲しい/何をしたい」と聞けます。上司や不慣れな相手には計画を示して「いっしょにどうですか/〜ませんか」が自然です。

欲しい・たいで第三者の内心を断言しない

本課は第一人称の陳述と第二人称の質問が中心です。第三者は証拠に基づき「欲しがっています/たがっています」や発言引用を使います。

〜中にで期限内に完了

今日中に・今年中には中をじゅう、今週中に・来週中にはちゅうと読むことが多いです。期間全体の継続でなく締切を示します。

  • この 仕事を 今日中に 終わります。この仕事を今日中に終わります。
  • 来週中に 連絡します。来週中に連絡します。

ぜひで願望・誘い・依頼を強める

たい・てください・ましょうとよく使い「ぜひ、必ず」の熱意を加えます。相手に不要な圧力をかけないようにします。

  • 今度 ぜひ 遊びに 来てください。今度ぜひ遊びに来てください。

お汁粉は地域で名・作り方が違う甘い小豆料理

柔らかく煮た小豆と砂糖で作り、餅や白玉を入れることがあります。名称・甘さ・材料は地域と店で異なり、アレルギーは店に確認します。

  • お汁粉を 食べたいです。お汁粉を食べたいです。

初詣は新年最初の神社・寺院参拝

多くは元旦や一月初めですが、三日間に厳密限定されません。神社と寺院では礼儀、時間、列、交通が異なるので現地案内に従います。

ねで願望・考えを柔らかく共有

恋人が欲しいですね・やっぱり寿司ですねのねは確認だけでなく、考えを共有するように柔らげます。親密さは関係と語調で変わります。

いつもは常に、いつでもは任意の時

いつも行きますは頻度が高い・毎回行くこと、いつでも行けますは時間の選択に制限がないことです。

  • いつも 7時に 起きます。いつも七時に起きます。
  • いつでも 来てください。いつでも来てください。
06

学習後にできること

  1. 欲しいで物への願望を表し、対象ががであることを確認する。
  2. ます形をたい/たくないに変え、します・来ますも扱う。
  3. 疑問詞+も+否定で誰も・どこも・何もないを作る。
  4. 直接の願望質問をどうですか/ませんかの丁寧な誘いに直す。
  5. ませんかの誘いとましょうの共同提案を区別し、受諾・断りを練習する。
  6. 願望・活動・時間を述べ、相手の選択を尊重する新年計画会話を完成する。
07

文化と実際の使い方

初詣:新年最初の神社・寺院参拝

JNTOは初詣を、新年最初に神社や寺院へ参拝し、前年への感謝と新年の幸福を祈る伝統と説明します。大晦日から元日、一月初めに参拝する人が多いですが、1〜3日に厳密限定されません。神社では手水、賽銭、礼、拍手などが一般的ですが、寺院の作法は異なります。混雑時は動線、時間、係員案内に従ってください。お守り、絵馬、おみくじへの参加は個人の信仰と選択です。

  • 初詣に 行きませんか。初詣に行きませんか。
  • 今年は 健康で いたいです。今年は健康でいたいです。
  • 混んでいますから、ゆっくり 歩きましょう。混んでいますから、ゆっくり歩きましょう。

出典

次の一歩

重点文を聞き、文型を理解し、例文と語彙の練習を終えてから次の課へ進みます。

インタラクティブ課を開く