N5 · 単元 4
第13課いくつ・何人・どのくらい
対象に合う基本的な助数詞を選び、数量・継続時間・一定期間内の頻度を表せる。
この課で学ぶこと
対象に合う基本的な助数詞を選び、数量・継続時間・一定期間内の頻度を表せる。
学習ポイント
- 助数詞
- 継続時間
- 期間と頻度
今この課を学ぶ理由
前の課までに言える内容を、新しい表現へつなげます。重点文を聞き、形を理解し、実際の場面で使います。
次の一歩
重点文を聞き、文型を理解し、例文と語彙の練習を終えてから次の課へ進みます。
インタラクティブ課を開く基本文型
名詞を 数量 + 動詞 ・ 時間 + 動詞 ・ 期間に 回数 + 動詞初学者向け説明
数量表現は普通、目的語の後、動詞の前に置きます。例は「りんごを三つ買います」です。動作が続く時間には普通「に」を付けません。一定期間に何回するかは「期間に回数」で表します。
まず理解する重点文
- りんごを 三つ 買いました。ringo o mittsu kaimashita
りんごを三つ買いました。
- 教室に 学生が 五人 います。kyōshitsu ni gakusei ga go-nin imasu
教室に学生が五人います。
- 毎日 2時間 日本語を 勉強します。mainichi ni-jikan Nihongo o benkyō shimasu
毎日、日本語を二時間勉強します。
- 1週間に 3回 ジムへ 行きます。isshūkan ni san-kai jimu e ikimasu
一週間に三回ジムへ行きます。
この課の基本語彙
- 一つひとつ一つ
- 二つふたつ二つ
- 三つみっつ三つ
- 一人ひとり一人
- 二人ふたり二人
- 時間じかん時間・時数
- 週間しゅうかん週の長さ
- 回かい回数
文法を一つずつ理解
数量表現は普通、動詞の前
N を/が quantity V数える対象に合う助数詞を選び、数量全体を普通は動詞の前に置きます。存在文は「本が3冊あります」、動作文は「本を2冊買いました」です。質問は助数詞の前に「何」を置き、普通「なん」と読みます。
例文
- 机の 上に 本が 3冊 あります。机の上に本が三冊あります。
- 切手を 何枚 買いましたか。切手を何枚買いましたか。
継続時間は「に」なしで動詞の前
duration V動作が続く長さは「7時間働きます」のように直接動詞を修飾します。具体的な時刻にはよく「に」を使います。「7時」と「7時間」を混同しません。
例文
- 毎日 7時間 働きます。毎日七時間働きます。
- 昼 1時間 休みます。昼に一時間休みます。
期間+に+回数で頻度を表す
period に number 回 V「1週間に2回」は週に二回です。基準が一単位なら「週に2回・日に3回・月に1回」のように1や間を省くことがあります。回数の「回」と継続時間を分けます。
例文
- 週に 2回 プールへ 行きます。週に二回プールへ行きます。
- この 花は 2年に 1回 咲きます。この花は二年に一回咲きます。
ますを取ると動詞の語幹になる
Vます → V-stem働きます→働き、休みます→休み、起きます→起き、寝ます→寝です。この語幹は移動目的などで使います。漢字だけから推測せず、完全なます形から作ります。
例文
- 泳ぎます → 泳ぎ泳ぎますから泳ぎを作る。
- 遊びます → 遊び遊びますから遊びを作る。
場所へ+語幹に行く:しに行く
place へ object を V-stem に 行きます/来ます目的地を「へ」、目的動作の語幹の後を「に」で示し、「行きます/来ます」を続けます。目的動作に対象があれば、その「を」も残します。
例文
- 郵便局へ 荷物を 出しに 行きます。郵便局へ荷物を出しに行きます。
- プールへ 泳ぎに 行きます。プールへ泳ぎに行きます。
- 友達が 遊びに 来ました。友達が遊びに来ました。
数量+でで一組の合計価格
quantity で price です複数個を一組の価格で売る時、数量と合計価格を「で」で結びます。「3個で500円」です。一個なら普通「1個200円」で、でを付けません。場所の「で」とは別です。
例文
- 焼き鳥は 5本で 600円です。焼き鳥は五本で六百円です。
- この ケーキは 1個 200円です。このケーキは一個二百円です。
表現と使用場面
数字により促音・濁音・半濁音になる助数詞
「1本 いっぽん・3本 さんぼん・6本 ろっぽん」「1杯 いっぱい・3杯 さんばい・6杯 ろっぱい」のように固定の組合せがあります。一字ずつでなく、まとまりで聞いて読みます。
〜つは多くの物や事を一から十まで数える
ひとつ・ふたつ・みっつからとおまでは、専用助数詞を知らなくても注文や小物に使えます。十を超えたら適切な助数詞などに変えます。
- 生ビールを 3つ お願いします。生ビールを三つお願いします。
くらい/ぐらいはおよその数量
数量の後に付けて概数を表し、「だいたい」とも使えます。程度・距離・時間・費用は「どのぐらい/どれぐらい」で尋ねます。
- 駅まで 1キロメートルぐらいです。駅まで一キロメートルぐらいです。
- だいたい 2万円ぐらいです。だいたい二万円ぐらいです。
かかりますは時間または費用が必要
「どのぐらいかかりますか」が時間か費用かは文脈で決まります。答えは「1時間ぐらい」「2万円ぐらい」のように単位を明示します。
- 会社まで どのぐらい かかりますか。会社までどのぐらいかかりますか。
- 修理は どのぐらい かかりますか。修理はどのぐらいかかりますか。
飲みに行くは文脈により酒を飲みに行く
「お茶を飲みに行く」は明確にお茶です。成人の社交場面で飲み物を省いた「飲みに行く」は酒を飲みに行く意味が多いです。未成年者や飲まない人は「食事に行く」「お茶を飲みに行く」と明確に言えます。
- これから 同僚と 飲みに 行きます。これから同僚と飲みに行きます。
- 友達と お茶を 飲みに 行きます。友達とお茶を飲みに行きます。
とりあえずは今決められる最初の一歩
店ではまず飲み物を決めて後で料理を選ぶ時に使えます。仕事でも仮の第一歩を示します。後で決める含みがあるので、最終的な約束には向きません。
- とりあえず ウーロン茶を 2つ お願いします。とりあえずウーロン茶を二つお願いします。
一期間に一回なら一を省くことが多い
「1週間に2回」は「週に2回」、「1か月に1回」は「月に1回」と言えます。期間が一単位でない時や対比する時は数字を残します。
- 日に 3回 薬を 飲みます。日に三回薬を飲みます。
学習後にできること
- 本・紙・乗り物・飲み物・動物・服に合う助数詞を選ぶ。
- 一本・三本・六本と一杯・三杯・六杯の音変化をまとまりで読む。
- 具体的な時刻の「に」と、にを付けない継続時間を区別する。
- 期間+に+回数で日・週・月の頻度を表す。
- ます形から語幹を作り、郵便局へ出しに、映画館へ見に、理髪店へ切りに行く文を作る。
- 数量・組価格・概算・ノンアルコール選択を使う注文と会計を完成する。
文化と実際の使い方
居酒屋は小皿料理と飲み物を共有する気軽な店で、飲酒は必須ではない
JNTOは居酒屋を、飲み物と揚げ物・焼き物・麺・鍋などの共有料理を出す気軽な飲食店として紹介し、ソフトドリンクも普通にあります。忘年会は年末の集まり、二次会は任意の続きの会です。飲み放題は時間・メニュー・店の規則に限られ、すべての店にあるわけではありません。このコースは飲酒を勧めません。地域の法定年齢未満は飲酒せず、だれでもノンアルコールを選べます。飲酒後は運転せず、体調不良や服薬中は専門家の助言に従ってください。
- とりあえず ウーロン茶を お願いします。とりあえずウーロン茶をお願いします。
- 飲み放題は 何分ですか。飲み放題は何分ですか。
- お酒は 飲みません。お酒は飲みません。